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映像ジャーナリスト 鍋 潤太郎の随筆による、ハリウッドVFX情報をいち早くお届けします。

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[画像:ビバリーヒルズにあるアカデミー財団]
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米国映画芸術科学アカデミーは2月2日の早朝5時38分[米国西海岸時間]、第82回アカデミー賞のノミネート作品をアナウンスした。

(余談だが、時差が3時間早い米東海岸、朝イチの9時合わせる為、こんな早朝に行うらしい…)


我々が注目すべきは、もちろんVFX部門だ。

今年は激戦の末、

「アバター」
  Joe Letteri, Stephen Rosenbaum, Richard Baneham and Andrew R. Jones
「ディストリクト9」
  Dan Kaufman, Peter Muyzers, Robert Habros and Matt Aitken
「スタートレック」 
   Roger Guyett, Russell Earl, Paul Kavanagh and Burt Dalton

の3本がノミネート作品に選定された。

先月21日(木)、ビバリーヒルズにある米国映画芸術科学アカデミーの試写室Academy's Goldwyn Theaterにて開催された「ベイクオフ」の話題は既にレポートしたが、ここではノミネート候補7作品のプレゼンテーションが行われ、今年はどの作品がノミネートされても不思議ではない、稀に見るハイレベルな戦いだった。

その結果、惜しくも「ハリー・ポッターと謎のプリンス」「ターミネーター4」「2012」「トランスフォーマー: リベンジ」の4本はアカデミー賞のノミネートには至らなかったが、今月末にはVESアワードの授賞式も控えており、その意味ではこれらの作品にもまだチャンスが残されている。

VESアワード授賞式にはジェームズ・キャメロン監督が「生涯功労賞」の受賞で姿を見せる事が決まっており、こちらも目を離せない盛り上がりとなりそうだ。

この第8回VESアワード授賞式は2月28日(日)センチュリー・プラザ・ホテルにて開催予定で、筆者も取材を行う予定である。

そして、注目の第82回アカデミー賞授賞式は3月7日、ハリウッドのコダック・シアターにて開催予定だ。

いよいよ賞レースが盛り上がるシーズンの到来となった。今年の展開が楽しみである。

関連記事: アカデミー賞VFX部門「ベイクオフ」が開催される (01/21) 


[画像:昨年の第81回アカデミー賞の模様から。袋詰めのオスカー像を前に 「いや~、奥さん。不景気なんで、2袋1,000円にお負けしときますよ~」 と笑顔でモミ手する販促員(←ウソ)]

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